今から20年ほど前に初めて購入したブルックナーが、ブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデンによる交響曲第4番でした。
確か、当時のレコ芸で特選に選ばれたCDだったかと思います。
あれから20年、そのブロムシュテット指揮によるブルックナーを生で聴けるとは!
N響第1610回定期公演 Aプログラム
モーツァルト/交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ」*
ブルックナー/交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンチック」(ノヴァーク版 1878/80年)
終始ホルンには不安を感じつつも、演奏全体は大変すばらしいものでした。
ブルックナーに名演の多いブロムシュテットらしい、大変安定感のある安心して聴ける解釈と言えるでしょう。
特に金管セクションのまとまりがよかったように感じます。
音が溶け合い、ブルックナーらしい響きを感じさせてくれました。
ゲスト・コンマスを加えた弦楽器群も大変色っぽい艶を感じさせてくれる響きを聴かせてくれました。
ブロムシュテットの、80歳!とは思えない指揮っぷりが格好良かった。
N響を生で聴くのは、昨年5月の尾高によるブルックナー第8番以来ですが、ほかの国内オケと比べるとやっぱり上手いですね。
日本ではNo.1のオケだなぁと改めて思いました。
第4番は、ブルックナーの交響曲の中でも最もポピュラーで演奏機会が多く、CDも最も多くの種類が発売されています。
ブルックナーを楽しむきっかけとしては、最良の楽曲と言えるでしょう。

