「のだめカンタービレ」のエンディングでも流れている「ラプソディ・イン・ブルー」。
手元に3枚のCDがあり聴きくらべてみました。
本作はなかなかコレ、といえる決定版が見あたりません。
アメリカの作曲家の作品、しかもクラシックとジャズの融合という作品性からかアメリカのオーケストラが手掛けている演奏が多い気がします。
曲の性格や品格からか?!、ヨーロッパの楽団はきっと演奏したがらないのでしょうね。

ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア交響楽団
古い録音になりますが、とにかく本作はその録音の優秀さで1歩先を行っています。
ピアノとオーケストラのバランスもよく、他の演奏にくらべて硬質なピアノがよく合っています。
とにかくコストパフォーマンスが高く安心して買い求められる一枚でしょう。

アンドレ・プレヴィン指揮、ピアノ
ピッツバーグ交響楽団
所有している盤とはジャケットデザインが異なりますが、これは最初に購入したラプソディ・イン・ブルーです。もう20年近く前の話ですが…。
ジャズピアニストとしても有名なプレヴィンが自らピアノも手掛けています。なかなかのテクニシャンであることを演奏からうかがい知ることが出来ますが、いまひとつピアノが前に出てこない、録音的に問題を抱えている印象を受けます。

シャルル・デュトワ指揮
モントリオール交響楽団
フランスのオケよりもフランスらしいと言われるモントリオール響の演奏ですが、表情が妖艶すぎてジャズっぽく感じられません。それこそまさにフランスものを聴いているような印象、とでも言いましょうか。
録音そのものはとてもよいのですが、ピアノタッチが軽快すぎて、オケとのバランスが悪い印象を受けました。
オススメはこれ。
