アカデミー賞4部門受賞の「ノーカントリー」。
コーエン兄弟の最新作。
昔、大ヒットした「ファーゴ」を観て感動した後、「ビッグ・リボウスキ」を観て失望して以来。
2時間程度の尺の中、これだけ濃密なストーリーが展開しているということに驚きました。
3時間分は楽しめた気分。
アカデミー賞作品賞や脚色賞は、ダテじゃないですね。
腕を上げたな、コーエン兄弟。
アカデミー賞4部門受賞の「ノーカントリー」。
コーエン兄弟の最新作。
昔、大ヒットした「ファーゴ」を観て感動した後、「ビッグ・リボウスキ」を観て失望して以来。
2時間程度の尺の中、これだけ濃密なストーリーが展開しているということに驚きました。
3時間分は楽しめた気分。
アカデミー賞作品賞や脚色賞は、ダテじゃないですね。
腕を上げたな、コーエン兄弟。
見たり行ったことのある場所への空間移動、テレポートできる能力を持った青年を主人公とした映画。
普通ならば、人とは異なる特別な力を得た主人公は、悪と対峙したり、世のため人のためヒーローとして生きていく、という展開になるのが定番でしょうが、本作では、終始主人公は私利私欲のためだけにその特別な能力が発揮するという、すばらしい展開です。
演じるのは、スター・ウォーズのアナキン・スカイウォーカー役だったヘイデン・クリステンセン。
ヘイデンといえば、それ以外にも「ニュースの天才」もそうですが、身勝手というか、私利私欲を追求するイメージの役柄が多い気がします。
それでもって、その手の役を演じさせると、やけに光っているというか、ハマっちゃうというか...
一生、この手の役柄を演じていく予感がします。
監督は、ボーンシリーズをつくったダグ・リーマン、本作を観たいと思ったきっかけはそこにある訳ですが、この人「Mr.&Mrs. スミス」も監督されているんですね。
とても才能のある監督だとお見受けしました。
エンドクレジットでSFXの一部をWETAが担当している様子でした。
あの「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのSFXを手がけたニュージーランドの特撮スタジオです。
テレポートを行うと、その周囲の空間がゆがんで若干球形にえぐれたりするシーンがあるのですが、そのあたりの演出の妙というは、WETAのおかげなのかもしれませんね。
ファンタジー映画づいてます。
昨年劇場公開された(らしい)「スターダスト」。
こんな作品が上映されていたことは全く知らず、DVD発売でその存在を知りました。
ユーザーレビューを読むと比較的好意的で、家族で安心して楽しめる作品とのことでしたので、その言葉を信じて予約購入しておいたものです。
観た感想ですが、良くできたファンタジーだと思います。
家族で安心して楽しめるという点もその通りでした。
ヒロイン役のクレア・デインズが、ものすごく大人になっていて「ロミオ&ジュリエット」の頃の面影が全くありませんでした。
デ・ニーロをスクリーンで観たのも久しぶり。
あとなんと言っても、ミッシェル・ファイファーの魔女が一番の見所でしょう。
周囲での評判が異常に高い一作。
職場でいただいた前売券とシックスワンダフリーのおかげで、娘分の入場料金だけで楽しめました。ラッキー。
本作は、映画の冒頭から3部作であることを宣言しています。
そのことから、3部作すべてを観てみないと本作についての正確な評価をすることはできそうにありません。
なんせ、まだ作品の1/3しか終わっていないわけですから。
少なくとも、次作も観みてようという気にはなるので、3部作作戦は成功していると言えるでしょう。
短い時間にたくさんのエピソードを上手にまとめ上げている点は、つぼを押さえた脚本と相当優秀な編集の力なのでしょう。
この手のファンタジー物の先駆けと言えば、「ネバーエンディングストーリー」もといピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなわけですが、改めて感じるのは、「ロード・オブ・ザ・リング」が成し遂げた、ことの大きさです。
「ロード・オブ・ザ・リング」なくして本作は生まれなかったのだと思いますが、「ロード・オブ・ザ・リング」を超える作品を「ロード・オブ・ザ・リング」のあとに生み出すことも不可能ではないかと思えてしまうのです。
それくらい「ロード・オブ・ザ・リング」はでっかい作品なんだなって、本作を観ながらしみじみと感じてしまったことも事実です。
(C)allsports.jp
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