映画: 2006年11月アーカイブ

言わずもがなのQ・タランティーノ初監督作。
昨日のトゥモロー・ワールドがあまりに衝撃的な体験だったので、お口直しに視聴。

この作品、制作されてから、もう15年も経つのですね。
手元にあるDVDは、スクイーズ収録にDTS音声まで入っているハイ・クオリティ版。
でも、今回見直して分かったのですが、本編の90%以上が役者の台詞回しだけなので、5.1chのサラウンドで見ていてもほとんどセンタースピーカー以外は活躍する場面がありません。
加えて、70年代のテレビドラマをかなり意識した絵作りがされているようで、いわゆるイマドキな作品ぽい品質感が無く、それがダメということではなく、独特な空気感が漂う映像に作り込まれています。
つくづく感じることは、初監督作品の時から、最新作まで、タランティーノは何も変わっていないという点でしょう。
オタクっぽい講釈たれた台詞回しもなにかにインスパイアされたかのような引用の数々、スタイルを崩さず、それでいて、面白い作品を作り続けているタランティーノってすごいなと、久しぶりに見返して改めて感じた次第です。


アルフォンソ・キュアロン監督といえば、ハリポタシリーズの中で唯一認めている「アズカバンの囚人」を撮った人だ。期待したくもなるではないか。
本作は、公開に際し大々的にテレビCMが投入され数十館を超える映画館で上映されていると思うが、その作品の内容からしたら、都内のミニシアター1館でかかっていれば十分なものであろう。

作品の持つテーマなんかはその辺にありがちなインディペンデント作品くさい割に、ユニバーサル作品のようだし、ストーリーとの関連性が今ひとつ理解できなかった地下組織と軍隊との戦闘シーンのリアルさはただ者ではない。なんだか理解に苦しむ。
観ていて、岩井俊二監督の「スワロウテイル」を連想したが、あんなに良いものではない。
戦争映画好きというよりは、戦闘シーンマニアのかたにはうってつけの作品かもしれない。その激しさ、映像のリアリティさは、同時期に公開されている「父親たちの星条旗」をまるで意識してでもいるかのようだ。

多分テレビCMを観てこの作品を選んだ観客の100%は、期待を裏切られて家路についたはず。
もう、東宝東和の配給映画を観ることはないだろうな。。。

http://www.tomorrow-world.com/

言わずと知れたピクサーアニメの最新作。
どうせDVD買うし、ということで映画館はパスしていた作品。
いやー、すばらしい。
脚本は毎度のことながら、CGも前作からすごくレベルが上がっている印象を受けた。
例えば、主人公など自動車のボディの光沢具合とか、画面全体の解像度というか絵の細かさみたいなものが、1レベル上にいってるような。
ここまで外さない、というか、ツボにはまる作品を連発してしまうピクサーというスタジオは、ホントにホントにすごいと思う。
本作は、過去のピクサー作品を含めたすべての中でNo.1の面白さ、と断言しよう。



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