3週間に及ぶレースが昨日で終了。
ステージレースをまともに見たのは、これが初めての体験。
3週間21ステージにおよぶ長丁場。
選手も大変だろうが、毎日眠い目をこすりながら見ているこちらも大変でした。
選手の身体的能力を限界まで駆使するサイクルスポーツというのは、本当に見ていて面白いと思いました。
人の力だけで、たった3週間で3,400kmあまりを走破するんですよ。
毎日5時間も6時間もひたすら走り続ける選手たちのストイックさといったら、もうすごいっす。
F1を20年くらい見続けてきていますが、おもしろさの次元が全く違います。
コレを見ちゃうとF1が退屈で退屈で...もうF1は見られない身体になってしまったかも。笑
個人総合優勝は、昨年のツール・ド・フランスを制したアルベルト・コンタドール。
本当にこれは劇的でした。
最終ステージを残しての20ステージ終了時点で、2位のリカルド・リッコとはわずか4秒差!
それまで89時間も走ってきて、できた差がわずか4秒ですよ。
2,600mを超える山をはじめ、様々な峠を何十も越えてきたのにもかかわらず、ものすごい僅差です。
最終ステージは個人タイムトライアルで、リッコはタイムトライアルを得意とはしていないため、決定的な差が付き、最終的には1分57秒の差を付けてコンタドールがマリアローザを獲得しました。
コンタドールは、昨年まで所属していたディスカバリーチャンネルチームがスポンサーの撤退でチーム解体。
今年はアスタナというチームに所属してツールの連覇を目指したものの、昨年アスタナチーム選手(アレクサンドル・ヴィノクロフ)がツールで起こしたドーピング問題から、主催団体がドーピングに関わったチームは排除の方針からアスタナを今年招待しない決定をしたのです。
加えて、ジロの主催団体は、アスタナを当初は招待する予定がなかったものの、エースを投入すると言うチームとの交渉結果から開催1週間前に急遽参加が決定しました。
コンタドールはこの時点では、ビーチで休暇中だったとのことで、開幕当初から盛んに調整不足をメディアには語っていたみたいです。
前半ステージでは目立った場面はほとんどなかったものの、常に先頭集団に紛れて走ってはいましたから、ステージ中に調整を済ませていたという感じなのでしょうか。
とにかく、ふと気づいたらコンタドールがトップにたっていたという、そんな印象が強いのですが、過酷な数々のステージを常に安定した走行で上位をキープできるというのは、才能と能力とチーム力によるものなのでしょうね。
たぶん、アスタナとコンタドールは、次にブエルタ・ア・エスパーニャを狙いに行くでしょう。
いまから9月が楽しみですねぇ。

去年のジロよりずっと面白かったですね。
特に、コンチネンタルチームや
新生チーム(ハイロードなど)の活躍が印象的でした。
一方、クイックステップやランプレなど
安定していた筈の老舗チームが後半まで持たなかったのは
何か示唆的なものを感じます。
コンタドールの活躍も素晴らしかったですが
今回のヒーローはセッラだなぁ。
その陰で、試合を盛り上げながらも
結果を出せなかったディルーカとシモーニ。
世代交代が粛々と進んでいるようで
少し寂しいものが・・・
永井さんがメカニックを務めていた
今はなきファッサ・ボルトロというチームは
スプリンター揃いの見応えのあるチームで
ペタッキを核としたファッサ・トレインが名物でした。
ハイロードが、トレインを組めそうですね。
期待です。