見たり行ったことのある場所への空間移動、テレポートできる能力を持った青年を主人公とした映画。
普通ならば、人とは異なる特別な力を得た主人公は、悪と対峙したり、世のため人のためヒーローとして生きていく、という展開になるのが定番でしょうが、本作では、終始主人公は私利私欲のためだけにその特別な能力が発揮するという、すばらしい展開です。
演じるのは、スター・ウォーズのアナキン・スカイウォーカー役だったヘイデン・クリステンセン。
ヘイデンといえば、それ以外にも「ニュースの天才」もそうですが、身勝手というか、私利私欲を追求するイメージの役柄が多い気がします。
それでもって、その手の役を演じさせると、やけに光っているというか、ハマっちゃうというか...
一生、この手の役柄を演じていく予感がします。
監督は、ボーンシリーズをつくったダグ・リーマン、本作を観たいと思ったきっかけはそこにある訳ですが、この人「Mr.&Mrs. スミス」も監督されているんですね。
とても才能のある監督だとお見受けしました。
エンドクレジットでSFXの一部をWETAが担当している様子でした。
あの「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのSFXを手がけたニュージーランドの特撮スタジオです。
テレポートを行うと、その周囲の空間がゆがんで若干球形にえぐれたりするシーンがあるのですが、そのあたりの演出の妙というは、WETAのおかげなのかもしれませんね。

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