2週続けてのみなとみらい。
日本フィルの横浜定期演奏会です。
スペインにちなんだプログラムになっており、曲目は以下の通り。
シャブリエ:狂詩曲《スペイン》
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ファリャ:バレエ音楽《三角帽子》(全曲)
<指揮>現田茂夫
<ギター>村治佳織
<アルト>谷口睦美
狂詩曲《スペイン》は、高校生の時、吹奏楽コンクールの自由曲として演奏した思い出深い曲です。
変拍子が多く、非常に難易度の高い曲で、正直なところ演奏できるレベルを超えた曲で最後まで仕上がらなかったことを今でも覚えています。
ベンチマークになるもの差しを持っている分、聴いていて日本フィルの演奏レベルの高さが十分に理解できました。
実演を聴くのは初めてでしたが、非常に元気の良い音を出すオーケストラだと思います。
アランフェス協奏曲は、初めて聴きました。これも大変聴きやすい曲で2楽章は馴染みの深いメロディです。
村治佳織さんは、とても弾き慣れた雰囲気で表現豊かに演奏されていました。
オーケストラ相手にアコギではさすがに音量で負けてしまうのでしょうか、スピーカーを通じて増幅されていました。
《三角帽子》も高校生の時からずっと聞き続けている曲でなじみ深いものがあります。
今現在の愛聴盤は、言わずとしれた名盤のデュトワ/モントリオール響です。
で、今回の全曲版というのを聴いて初めて知った驚愕(というほどでもありませんが)の事実、デュトワ/モントリオール響のそれは、全曲版ではなかったという事実です。
でも、デュトワ盤を聴き慣れているせいか、本当の全曲版は冗長に感じられました。
曲の冒頭で男性コーラスらしいかけ声が入る部分があるのですが、実はオケのメンバーがみんなで叫んでいたんですね。
手拍子をするところもやはりオケメンバがみんなで手拍子、指揮者も一緒に叩いていて、こちらも演奏会ならではの発見でした。
日本フィルの演奏会は初めてでしたが、音楽評論家を招いて開演前に楽曲解説をしていたり、さまざまなノベルティグッズを販売していたり、コンサートの運営にも一工夫が見られました。
こういった取り組みはいいですね。ほかのオーケストラも見習うべきでしょう。
客層は、年配者がほかのオケの演奏会よりも目立っていた気がします。あとおなじ年配者でも、N響と比べると庶民色が強いですね。こういったところにもオーケストラ毎の色っていうのがあるんですねぇ。
日本フィル
http://www.japanphil.or.jp/
村治佳織
http://www.musicachiara.com/dulcinea/index.html