複雑系を説明するわかりやすい例えでよく「バタフライ効果」が引用されますが、本作を観てそれを思い出しました。
バタフライ効果は、「北京にいる一匹の蝶蝶の羽ばたきが、ニューヨークで嵐を引き起こす」といった全くかけ離れた二つの事象の間に因果関係があることを示しているとかいうアレです。
この概念をうまくストーリー立てした「バタフライイフェクト」という映画もありましたね。
メキシコ、モロッコ、日本という地理的に離れた3つの場所で起こる出来事に、それぞれが一筋の糸で結びつく関連性といい、それぞれの場所で起こる事象の相似性など、非常に凝った作りになっている作品といえるでしょう。
すごく練り込まれた脚本なうえ、役者も演出も編集もすべてがよく、大変満足度の高い作品に仕上がっていました。
観ている最中も面白いけど、見終わったあともいろいろと考えてみてしまう、一粒で二度おいしい作品です。
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