のだめブームで最も潤ったオーケストラと言えば、間違いなく都響でしょう。
原作に音楽監督のデプリーストが登場していたり、ドラマ版の制作協力といった蜜月関係にあり、のだめに縁のある曲目をそろえたのだめ演奏会のチケットは常に完売状態、らしいのです。
こんなおいしい状態に、ほかのオーケストラが指をくわえて見ているわけがないですよね。タダでさえオーケストラの財政状況はとても苦しいのだし。
そこで、のだめを連想させるベートーヴェンの交響曲7番やブラームスの交響曲1番をそろっとプログラムに加えたり、といった控えめな便乗もあれば、堂々と演奏会のタイトルにのだめを連想する以外にどうする?的なものもあったりします。
ちなみに、のだめを使えるのは都響だけなので、この場合、のだめとはどこにもでてきません。たとえば、5月のGWにN響が開催する「N響★カンタービレコンサート」とか。ちなみにこのコンサートは楽天が主催してます(笑)。
タイトルに書いた「ベト7・ブラ1・ラプソディ」とは、
ベト7(ベートーヴェン交響曲7番)…千秋がSオケで初めて指揮した交響曲
ブラ1(ブラームス交響曲1番)…千秋と峰たちが作ったR☆Sオケの初回演奏会のプログラム
ラプソディ(ガーシュインのラプソディ・イン・ブルー)…学園祭にSオケが千秋抜きで演奏した曲、のだめがマングースのきぐるみをきてピアノパートをピアニカで演奏したやつ
のことであり、のだめを見ている人には死ぬほどなじみ深い曲ばかりなのです。
この便乗演奏会が、新日本フィルにより開催されたので、行ってきました。
先日のLSOといい、まじでクラオタ状態ですね。
場所は、新日本フィルの本拠地、すみだトリフォニーホール。日本有数の音響を誇るホールとのことですが、正直なところどんなところが良いのかはわかりません。
客席はほぼ満席で、通常のオケの定期公演とは明らかに客層が異なり、要するに年配な方の比率が低かったのはよかったです。加えて、演奏中のマナーもそうした定期会員らしき方々と比べても圧倒的に良かったですね。
先日、都響で行われた「のだめカンタービレコンサート」では、客同士のトラブルがあった様子ですが、そういった心配もまったく無用でした。
ただひとつ気になったのは、みんな楽章の間で咳払いしすぎです。そんなに風邪を引いてる人が多いんですかね。それとも、みんなが咳払いしているのを勘違いして、それがエチケットだなんて勘違いをしているお客さんがいたりしてね。。。
非常に贅沢なプログラムが組まれたわけで、全体を通じてはとても楽しめたコンサートでした。なによりも、ベト7を生で聴けたのはとてもいい経験でした。
細かいことを言えば、ホルンはもっとがんばってほしかったと思ったのですが、たまたま見つけた新日本フィルのホルンの方の日記を読んで、好き勝手に書くのは楽だけど、演奏している側は大変なんだなぁということを垣間見、文句ばっかつけちゃいけないと思い直した次第です。

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