真田広之が太陽につっこんでいくテレビCMを観て、深作欣二監督によるSF巨編「宇宙からのメッセージ」の続編か!と期待したのは嘘ですが、本格的な国産SF映画なのかと勘違いしたのは事実です。
いやー、ダニー・ボイル監督がSFですよ。びっくりですね。
この監督がSF?という代表作としては、ブライアン・デ・パルマの「ミッション・トゥ・マーズ」なんかもあるわけですけど、常にその期待を裏切られてきただけに……。
ダニー・ボイル監督の代表作といえば、「トレインスポッティング」なわけでして、うちのDVDライブラリにももちろん収蔵している大好きな作品です。みんな好きですよね、きっと。
その後のダニー・ボイルは、「ザ・ビーチ」「普通じゃない」とハリウッドに迎えられて大作を任されるものの、いまひとつパッとせず、その評価を一作ごとに萎ませていった印象が強いわけです。
原題は「SUNSHINE」のようですが、これではSF映画(未来が舞台)であることが伝わらないため、邦題では「サンシャイン2057」としたようです。今から50年後を想像させますが、劇中とくにそういった年代を特定させるシーンはなく、配給会社が適当に付けたものかもしれませんね。
映画を観た第一印象。
「惑星ソラリス」「エイリアン」「サイレントランニング」。
目新しいというよりは、往年の名作SFをいくつか思い出しました。
新しいけど古くさい作品、そんな表現がぴったりかもしれません。
真田広之は、正直いって印象薄かったです。
重要な役を演じているとは思いますが、演技らしい演技は見られなかったような。。。
いろんな要素がてんこ盛りな贅沢な内容ではありますが、
てんこ盛り過ぎてどんぶりからあふれちゃっている印象もあります。
いろんな具をごちゃ混ぜにしたら、それぞれの素材の味が消えて大味になっちゃった、
というような、そんな感じでしょうか。

私も観ましたよ。
やりたいことが複線とかお構いなしに、ドンドン先に進んでいったような感じがした、かな。
哲学したいんだろうなあ、とか思ったけど、「惑星ソラリス」には程遠い気がしたなあ。
「2001年宇宙の旅」の方が、今観ても、断然、ぶっ飛んでるよね!?