アルフォンソ・キュアロン監督といえば、ハリポタシリーズの中で唯一認めている「アズカバンの囚人」を撮った人だ。期待したくもなるではないか。
本作は、公開に際し大々的にテレビCMが投入され数十館を超える映画館で上映されていると思うが、その作品の内容からしたら、都内のミニシアター1館でかかっていれば十分なものであろう。
作品の持つテーマなんかはその辺にありがちなインディペンデント作品くさい割に、ユニバーサル作品のようだし、ストーリーとの関連性が今ひとつ理解できなかった地下組織と軍隊との戦闘シーンのリアルさはただ者ではない。なんだか理解に苦しむ。
観ていて、岩井俊二監督の「スワロウテイル」を連想したが、あんなに良いものではない。
戦争映画好きというよりは、戦闘シーンマニアのかたにはうってつけの作品かもしれない。その激しさ、映像のリアリティさは、同時期に公開されている「父親たちの星条旗」をまるで意識してでもいるかのようだ。
多分テレビCMを観てこの作品を選んだ観客の100%は、期待を裏切られて家路についたはず。
もう、東宝東和の配給映画を観ることはないだろうな。。。

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