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2006年05月30日

ダ・ヴィンチ・コード

話題の作品、観ました。
感想は大体ちまたの言うとおりというところでしょうか。
原作を効率的になぞっている印象が強く、見方を変えれば、原作の販促映画と言えるかも。

ハリー・ポッターしかり、この手の原作ものがうまくいかない理由というのを考えてみたのですが、要するに大量の情報をシーケンシャルにインプットさせるからこそ、大量の情報が脳内で効果的に認識され面白さに結実しているのだと思う。その手の小説というのは少なからずあって、映像化不可能と言われる類のもののことだ。こうした膨大な妄想を脳内に描く文字情報の特性を最大に活用して効果を発揮する類の小説は、映像化不可能というキャッチそのとおり、映画には全く向かないということに尽きるのではないかと思います。
大体映画は2時間とか2時間半といった時間の制約があるメディア。それこそその何倍もかけて楽しむコンテンツを時間を短縮して楽しませるわけだから、そもそも至難の業なのでしょう。

加えて作品の面白さのポイントというのは、妄想に依存しているだけに十人十色だったりして、それを数十億(数百億?)の投資をしてつくる映画では、リスクを最小に抑えそうとシナリオが最大公約数になってしまう力学が働くのかも知れません。

どちらにしろ、原作を読んでとどめておいたほうが絶対に楽しめる作品といえましょう。
とても残念ではありますが。。。

投稿者 shogois : 2006年05月30日 00:36

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