2006年05月30日
ダ・ヴィンチ・コード
話題の作品、観ました。
感想は大体ちまたの言うとおりというところでしょうか。
原作を効率的になぞっている印象が強く、見方を変えれば、原作の販促映画と言えるかも。
ハリー・ポッターしかり、この手の原作ものがうまくいかない理由というのを考えてみたのですが、要するに大量の情報をシーケンシャルにインプットさせるからこそ、大量の情報が脳内で効果的に認識され面白さに結実しているのだと思う。その手の小説というのは少なからずあって、映像化不可能と言われる類のもののことだ。こうした膨大な妄想を脳内に描く文字情報の特性を最大に活用して効果を発揮する類の小説は、映像化不可能というキャッチそのとおり、映画には全く向かないということに尽きるのではないかと思います。
大体映画は2時間とか2時間半といった時間の制約があるメディア。それこそその何倍もかけて楽しむコンテンツを時間を短縮して楽しませるわけだから、そもそも至難の業なのでしょう。
加えて作品の面白さのポイントというのは、妄想に依存しているだけに十人十色だったりして、それを数十億(数百億?)の投資をしてつくる映画では、リスクを最小に抑えそうとシナリオが最大公約数になってしまう力学が働くのかも知れません。
どちらにしろ、原作を読んでとどめておいたほうが絶対に楽しめる作品といえましょう。
とても残念ではありますが。。。
投稿者 shogois : 00:36 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月07日
ロボッツ
そつなくまとまっていてそれなりに楽しめますね。時々盛り込まれているダンスシーン、ロボットがロボットダンスを踊るところはかなりお気に入りです。
しかしながら、ストーリー展開が多少強引な点などは見直す必要ありかもです。ビッグウェルドが引きこもってしまった背景や立ち直りの過程がかなりはしょられていてストーリーの中に入り込めないという印象です。まぁ、子ども向けという点を考慮すれば及第点なのかもしれませんが。
本作はピクサー作品ではないですが、事前情報なしにピクサー作品といえば通じてしまうような映像のクオリティはあります。制作したブルースカイ・スタジオは「アイスエイジ」で一躍脚光を浴びたスタジオのようですね。映像を制作する技術ではピクサーと同レベルだとしても、ストーリーを語る部分では1日の長がまだピクサーにはありそうです。
投稿者 shogois : 20:16 | コメント (0) | トラックバック
バタフライ・エフェクト
タイムトラベルとは若干異なるタイムパラドックス系の作品。
この手のストーリーラインというとパット思いつくのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですが、それに匹敵する面白さを秘めてます。ただし暴力的なネタも満載なので子供と観るのはお勧めできないかもです。
かなり綿密に練られたシナリオで感心しました。
投稿者 shogois : 20:10 | コメント (0) | トラックバック
Vフォー・ヴェンデッタ
マトリックスのウォシャウスキー兄弟が製作・脚本を手掛けるSF。マトリックスとはまた異なる世界を描きながら、世の中を変えようとする主役を今回はキアヌからエージェントスミス(ヒューゴ・ウィービング)に。
脚本の完成度が高く見応え十分でした。
政治色が強いところが大衆的には嫌われそうですが、僕はこういうの好きです。
ナタリー・ポートマンも美しい。予告編から想像した役柄とは結構違いがありました。
本作の主役は間違いなくヒューゴ・ウィービングでしょうね。

