第689回定期演奏会 Aシリーズ
東京都交響楽団
指揮:エリアフ・インバル
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
東京文化会館
国内オケとしては、最高レベルのブルックナー5番だったでしょう。
すばらしい演奏でした。
インバルは、初めて実演を聴きましたが、マーラーやラヴェルなどCDなら5,6枚は持っている、自分にとってはおなじみの指揮者です。
日本でのインバル人気は非常に高く、それを裏付けるように今日の公演のチケットは完売で客席はもちろん満席でした。
都響のこの秋のシリーズは、なんと4回の公演のうち3回がブルックナーという、しかもそのうちの2つがインバルによる今日の5番と2010年3月の8番という(自分にとっては)鉄板なプログラム!
これは、会員になって確実にチケット押さえるしかないでしょう、ということで初めてオケの定期会員になってみました。
インバルの解釈は、ゆったりとしたテンポで、ところどころ執拗なまでに丁寧にリズムを刻ませる箇所が印象的でした。
また、スタッカートはとことんスタッカートに奏でる、みたいなメリハリの強い表現を指示していたように思えます。
管楽器は、終始安定していました。
ある意味びっくり。都響すごーい。
特にトランペットの安定感は、特筆すべきものがあったのではないでしょうか。
5番最大の魅力は、もちろん終楽章のフィナーレに向けて盛り上がっていく部分にあると信じているわけですが、そのフィナーレに向かって、少し盛り上がっては落ち着いて、もう少し盛り上がってみてまた落ち着いて、を繰り返しつつ、音の大伽藍を構築していく様は、これはもう本当にスペクタクルです。
失速するなよ、音外すなよ、もう頭の中は心配事で一杯になりながら、がんばれーって応援しているのが、終楽章の最後のところなのです。
手に汗を握りながら、聴いているのですよ。
多分、サルティンバンコやコルテオを見に行って、パフォーマーの技にハラハラドキドキしているのと大して変わらない興奮とスリルを味わっているわけですね。
でもって、こういう楽しみ方ってアリだよなっていうか、こういうハラハラ感が味わえるからこそ、自分はブル5が好きなんだなって、そんなことに改めて今日気づきました。


はじめまして、こんばんは。
ブログ村ロードバイクの新着記事にブルックナーが出ていたので思わずやってきました。
ブルックナーはあまり聴いたことがなく、以前オケでやった7番しかちゃんと聴いたことがないのですが、7番は好きです。最近はオケもやめてコンサートもご無沙汰ですが、久しぶりに行ってみたくなりました。インバルが来日しているのですね。
>chaa0001さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
オケに所属されていたんですね、すごい!
ブルックナーは好き嫌いが分かれるようですね。
僕はヴァントの5番を聴いてからハマったクチです。
コンサート、ぜひたまには行ってみてブログにぜひ!